こんにちは、コン活バツ子です。
最近「もうアラフォーだから無理かな…」「もうおばさんだから」なんて言葉、つい口にしていませんか?特にアラフォー女性は、人生や恋愛、仕事の場面で「年齢の壁」を感じることが増えてきますよね。
でも、これは危険信号です。本当にその「数字」って、そんなに重要なのでしょうか?
年齢を気にしたところで未来が明るくなるわけではありません。
この記事では、年齢に縛られずに自分らしく生きるためのヒントをお届けします。
なぜ日本人は年齢を気にしすぎるのか?その理由と背景を解説
日本人は世代を問わず、年齢を気にしすぎています。
「もう◯歳だから」、「◯歳までしかダメ」、「◯歳なのに…」本当によく聞く言葉です。
社会全体が年齢にとらわれ、年齢による区切りや役割分担が当たり前のように求められています。実はこの国ほどに年齢を気にしてる国は他にありません。
特に欧米では年齢を話題にしない・重視しない傾向が強く、年齢による上下関係や差別を避ける文化が一般的。日本のように年齢を理由に行動や服装を制限したり、ネガティブに捉える文化はほとんど見られません。
実際、海外に行くとおばあちゃんでもショートパンツを履いていたり、ビール腹でもビキニを着ていたり、人目なんて全く気にせず、みんな好きな格好をしていますよね。でも日本で同じことすると、「いい年して恥ずかしい…」と言われてしまう。
そもそも日本人はなぜこんなにも年齢を気にするのでしょうか。
【日本人が年齢を気にしすぎる理由】
①儒教文化の影響
②年功序列・終身雇用など社会制度の影響
③高齢化社会と平均寿命の高さ
④敬語や先輩・後輩文化
⑤世間体や「こうあるべき」意識
①儒教文化の影響
日本では儒教の「年長者を敬う」価値観が根強く残っており、相手の年齢によって接し方や敬語の使い方を変える必要があるため、自然と年齢を気にするようになっている。だから自分と相手の立場や関係性(上下関係)を明確にしようとして年齢を尋ねるんですよね。
②年功序列・終身雇用など社会制度の影響
年齢が昇進や待遇に直結する「年功序列」や、転職・就職時の年齢制限など、年齢を基準にした社会制度が長く続いてきたことが大きく影響しています。こうした制度が「平均的な生き方」や「周囲と足並みを揃える」ことを重視し、年齢による役割意識や行動の枠をより強めてしまっています。
③高齢化社会と平均寿命の高さ
日本は世界でも有数の超高齢社会であり、高齢者の割合が非常に高い国。高齢化が進む中で「高齢者=引退・老い」というイメージや、年齢による役割の固定化が進みやすくなっている。
④敬語や先輩・後輩文化
日本語の敬語体系や学校・職場での先輩・後輩関係も、年齢を基準にした人間関係の序列を生み出しやすくしています。小さい頃から目上の人には敬語を習わされてしまう。
⑤世間体や「こうあるべき」意識
「周りにどう思われるか」を気にする傾向が強く、年齢によって「この年ならこうしなければ」という社会的な期待やプレッシャーが生まれやすい。
こういった日本の文化が原因で、「アラサー」「アラフォー」「おばさん」など、年齢に関連したネガティブな言葉や社会的なプレッシャーが多く存在してしまっていると感じます。この大昔から根付いている「年齢ありき」文化、そう簡単にはなくならないですし、私達が生きている間はおそらく残り続けることでしょう。
しかし、自分自身の考え方は今日にでも変えられます。今日から年齢を気にしない生き方に変えてみませんか?

年齢を気にしない生き方ができればそれだけで勝ち組確定
自分の年齢をどう捉える?5つの「年齢の種類」を知ろう
多くの人は年齢=暦の実年齢だけと思っているかもしれませんが、年齢には多くの種類が存在します。ここではまず5つの年齢の種類を紹介します。
【5つの年齢の種類】
①暦年齢 ②生物学的年齢 ③社会的年齢 ④主観的年齢 ⑤精神年齢
①暦年齢
生まれてからの暦の上での年齢、ただの数字。
例)「◯歳になったら」、「◯歳だから…」「年齢の割に・・・」という時はこの暦年齢で判断されています。



早くこの年齢呪縛から解き放たれてね。
②生物学的年齢
寿命や健康寿命と関係する生き物としての年齢です。これは重視すべき年齢で、基本的には若いほうがいいです。
例)肌年齢、血管年齢、骨年齢、肺年齢など



どれだけ体のメンテナンスをしているかで
同じ暦年齢でも大きく変わってくる・・・・。
③社会的年齢
他人や社会の中でどうみられているかを表す年齢です。これは無視すべきどうでもいい年齢です。
例)「30歳だから結婚しなきゃ」、「転職は35歳まで」など



時代とともに価値観は変わるし、そもそも余計なお世話ってやつ。
④主観的年齢
「自分は自分の年齢をこう感じている」と気持ちの若さを表す年齢です。
年を重ねることに対して否定的か肯定的に考えるかが実際の健康・寿命に影響を与えます。



実年齢以上に老けていると感じている人は要注意!
年を取ることをポジティブに捉えて、自分を若くイメージすべし。
⑤精神年齢
精神的な成長の度合いを表す精神年齢です。
例)「20歳なのにしっかりしてるね」「50歳なのになんか幼い…」
成熟していればいるほど良いですが、勝手に高くなったり、育ったりしません。日々の会話や思考、様々な経験を通して意識的に高めることが必要です。



見た目は子ども!頭脳は大人!
アラフォー女性が年齢を気にしすぎることのデメリット
女性、特にアラフォーともなると、年齢を気にする人が激増します。
②生物学的年齢と④主観的年齢と⑤精神年齢は気にするべきものですが、
①暦年齢と③社会的年齢は気にすると老いを促進し、人生の満足度を下げてしまいます。
ここでは①暦年齢と③社会的年齢を気にしすぎることによるデメリットを紹介します。
【暦年齢と社会的年齢を気にすることのデメリット】
①自らの可能性を狭める ②心身の老化を促進する ③新しい挑戦や出会いを遠ざけてしまう
①自らの可能性を狭める
アラフォー世代になると、体力や見た目の変化、仕事や恋愛、家庭の状況などから「もう若くない」「今さら遅い」と感じやすくなります。その結果、「新しいことに挑戦するのは無理」「自分にはもうチャンスがない」と思い込んでしまいがちです。
実際には、人生経験や人間関係の幅が広がる年代でもありますが、年齢を理由に自分の可能性を狭めてしまう女性は少なくありません。
②心身の老化を促進する
40代は女性ホルモンの変化や更年期の影響で、体調やメンタルの不調を感じやすい時期です。年齢への不安や「老い」に対するネガティブな気持ちが強くなると、ストレスや自己否定感が高まり、実際に心身の老化を早めてしまうこともあります。また、「もうおばさんだから」と自分を卑下することで、気持ちが沈みがちになり、前向きな行動が取りづらくなる悪循環に陥ることもあります。
③新しい挑戦や出会いを遠ざけてしまう
「年齢的に…」という思い込みから、新しい趣味や仕事、恋愛などに二の足を踏んでしまうアラフォー女性は多いです。同年代の友人や家族とばかり過ごしがちになり、世界が狭くなってしまうことも。また、親の介護や家庭の事情で自分の時間を後回しにしがちな世代でもありますが、年齢を理由に自分の可能性を閉ざしてしまうのは非常にもったいないことです。年齢に縛られず、少し勇気を出して新しい一歩を踏み出すことで、人生はもっと豊かに広がるはずです。



年齢に囚われず、「今の自分が常にべスト!」
と思って生きていくことが人生を豊かにする
年齢に縛られない自分になるために|今日からできる5つの行動習慣
実際にバツ子が実践している考え方と行動5つを紹介します。
【バツコが実践していること5つ】
①年齢はただの数字と考える ②自らを若いと思い込む ③自分の好きなことややりたいことに全集中する
④他人の目線を気にしない ⑤自己肯定感を高める
①年齢はただの数字と考える
「もう40歳だから」「もうおばさんだから」などと発言している人、今すぐやめましょう。口にしてると本当にそうなってしまいます。暦年齢は生まれてから現在までの暦に基づく年齢で、365日経つと自然に数字が一つ増える特徴を持つ、ただの数字です。あなたの価値や可能性を決めるものではありません。年齢にとらわれず、「いくつになっても自分らしく生きられる」と意識を切り替えることで、人生の選択肢が広がります。



復唱しましょう。
「年齢はただの数字!」
②自らを若いと思い込む
自分の年齢を実年齢より上と思っているなら、今すぐ実年齢より下げましょう。「自分はまだまだ若い」と思い込むことで、心も体も前向きなエネルギーが湧いてきます。年齢を重ねても新しいことに挑戦する気持ちを持ち続けることで、実際に若々しさや活力を保ちやすくなります。



誰かに言うわけではないんだから何歳だと思おうと自由!
③自分の好きなことややりたいことに全集中する
本当はやりたいことや好きなファッションがあるのに年齢を気にして、諦めていませんか?何かを始めるのに年齢なんて関係ないんです。やりたいことがあるならやればいいし、着たい服があるなら着ればいいんです。年齢や周囲の期待に縛られず、「自分が本当にやりたいこと」「好きなこと」に集中しましょう。結果よりも過程を楽しむ意識を持つことで、毎日が充実し、人生をより豊かに感じられるようになります。
④他人の目線を気にしない
最低限のルールや法律さえ守っていれば、世間体や社会の常識なんて実はどうでもいいものです。「自分が楽しければいい」という意識を持ち、他人の評価や世間体に振り回されないようにしましょう。他人と比較せず、自分の価値観やペースを大切にすることで、より自由で楽しい人生が送れます。好きなことに没頭することで人の目なんて気にしなくなります。
⑤自己肯定感を高める
まずは自分の良いところ、悪いところ、全て受け入れましょう。あなたは唯一無二の存在、他にはいません。この世に生まれてきて、生きているだけで価値があります。「自分はできる」「自分には価値がある」と前向きに認めることが、年齢に縛られず新しいことに挑戦する原動力になります。



年齢は変えられなくても、「年齢に対する捉え方」は変えられます。
もっと自由に、自分らしく。年齢を味方につけて、これからの人生をもっと楽しんでいきましょう。
まとめ|年齢は味方!アラフォーからの人生をもっと楽しもう
【まとめ】
・年齢を気にしすぎるのは、日本特有の文化や社会制度によるもの
・暦年齢や社会的年齢にとらわれず、自分の感覚や価値観を大切に
・アラフォーこそ、変化を楽しむ力がある年代
・年齢を理由に諦めず、自分の人生をもっと豊かにできる
なんて偉そうに書きましたが、バツ子自身、実は去年までは世間体や社会の常識に囚われた年齢を気にしすぎる日本人でした。
唯一徹底していたことは、「私もうおばさんだから」というセリフは一切口にしないこと。30歳過ぎたあたりからみんな一斉に口にするんですよね、ワタシもうBBAだからって。「やめといた方がいいよ〜」って友達みんなに言っていたのに、誰も聞いてくれなかったんです。結果、BBA発言していた友人たちは結構おばさん化してる現実…。言霊ってあるよね。
でも考え方を変えることで今では年齢なんてどうでもいいと思い、今は全く気にしなくなりました。年齢の呪縛から逃れると生きていくのが本当に楽になります。
最近仲良くしている友人達も誰も年齢のことを気にせず、生きたいように生きている人が本当に多い。そういう環境に身を置いたことも変わるきっかけだったかもしれません。
今や「もう68歳だから」という母親に対して、年齢なんて気にしないで好きな服着ればいいじゃん、好きなことやりなよ、と助言をしています。そのせいか、68歳にして新しい趣味を見つけて、生き生きと元気にしています。なにかを始めるのに年齢は関係ないと痛感しました。
どうでもいい世間体や常識に囚われていると人生損をしてしまいます。
たった一度きりの人生です。今からでも遅くありません。年齢に縛られずに今が一番若い!幸せ!って思って生きるようにしませんか。
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