バリ男(バーバリー男)って知ってます?
あの“バーバリーブラックレーベル”で全身キメて、どこかドヤ顔な男たちのこと。

「バリ男」=2000年代の“中身スカスカなのにドヤってるブランド信者系クソ男”の総称(今は死語。)
その過去にバリ男と、沖縄旅行に行ったことがあるんですよ…。
しかもその男、銀行マン。
紹介してくれたのは、信頼してた友人(こっちもエリート銀行員)の同期で、
「職業ちゃんとしてるし、真面目そうじゃん」って。
でもね──



中身、スッカスカだった。
旅行のスタートから、もう地獄。
沖縄行きの飛行機に乗る朝、連絡がつかない。
LINEは既読にもならず、「え、もしや寝坊?…最悪、1人で行くか」と半ば諦めてたら、
フライト1時間前くらいに、やっとポロっと連絡が。



朝まで飲んでた。今起きた。
…もうドン引きよ。
「今起きた。」じゃないんだわ。
どうせバーバリーの襟立てながら寝たんでしょ?って内心キレながら、
バツ子、もう1人で沖縄行く覚悟してたんです。
ところがどっこい、奴はギリギリで空港に現れた。
全身バーバリー、バッグはルイヴィトン、シャネルのサングラス、顔はドヤ。


“全身バーバリー男”との出会い|第一印象からすでにアウト
初対面は平日だったから、仕事帰りにスーツ姿で軽く飲みに行っただけ。
特に強烈な印象もなく、「まあ無難かな」くらいに思ってた。
でも一つ気になったことが。シャツとベルトがバーバリー。
問題は次の週末デート。
土日の昼間に会ったその瞬間、目を疑った。





でた!全身バーバリーブラックレーベル。
シャツも、パンツも、ベルトも、バーバリー尽くし。
しかも真夏のくそ暑い日に、なぜか長袖シャツで腕まくりしてるガチのバリ男。
「バーバリーを着るな」とは言わないし、バーバリーに責任はない。
だけどシンプルに“全身バーバリー”は恐い。というか恥ずかしくて並んで歩きたくない…ってのが本音。



バツ子さんはなんでこんな奴と付き合ってしまったの?



見た目で判断しちゃいけないと思ってたし、
服装なら変えられると思ったから。
あとは銀行マンという稼ぎ・将来の安定。
クソ①:免許証忘れたくせに「運転変われ」
沖縄着いて、レンタカーを借りる流れに。
そこで事件発生。



あ、俺、免許証忘れたわ。



…は?
ってゆうか、沖縄でレンタカー借りるって最初から言ってたよね?
なのにどうして“免許証”持ってこない?
結局、私だけで手続きする羽目に。
店員さんにも不審がられたけど、仕方ない。
でもさ──車出した直後、運転してた私に向かってこのセリフ。



おまえの運転見てられない。変われよ。





いや、免許証ない奴がなに言ってんの?つーか、「お前」って何様だよ。
運転席に乗り込もうとするバリ男を、バツ子、全力で止めました。マジでこの瞬間、警察に通報してやろうかと本気で思った。
だって免許不携帯で運転って、違法行為でしょ?
でもここだけの話、実は途中で何度もハンドルを強奪された。
どんな運転だったか・・・?
もう想像つきますよね?
鬼荒い運転、がんがん追い越す、軽トラに対して「おっせえな」と舌打ち。



ハンドルを握ると本性がでるって本当だった。
クソ②:現金持ってこないくせに「払っといて」
当時の沖縄、まだまだ現金社会だったのに、あいつは現金を持ってこなかった。



え、ここクレカ使えないのかよ? じゃあ払っといて〜。
この旅行で何回これ言われたかわからん。
私も現金はある程度用意してたけど、もちろん2人分払う前提ではない。
ドライブしてるうちに、ついに私の財布が空になる。
そしてわざわざ市街地に戻って銀行へ。奴にATMから現金を下ろさせた。
「私全部で3万くらい払ってると思う」と伝えたら、奴が放ったひとこと。



は?そんなに使ったのかよ?
そして無言で諭吉を3枚、私に投げつけてきた。





諭吉様を投げるな!諭吉様に当たるな!
それに感謝もなくキレ気味で払うってほんと何様ですか?
クソ③:夜の“強引さ”は男らしさじゃねえ
夜、宿に戻ってからの話。
こっちはもう疲れてるし、気分も最悪だったし、
「今日は無理(というか、一生無理)」って何度も言ったのに──
強引に迫ってきた。拒否してるのに、押してくる。
…これ以上は詳しくは書かない。「男らしさ」じゃない。ただの支配欲。





人の気持ちを尊重できない奴は、恋愛する資格なし。
まず“人として”やり直しなさい!
次の日からは別行動になりました。もちろんレンタカーはバツ子のもの。
“中身スカスカ男”の特徴と見抜き方
✅こういう奴の共通点
①ブランドで自信を装うけど、内面は空洞
→ 自分の中身に自信がないから、“バーバリー”とか“ヴィトン”等ブランドもので見た目だけ武装する。



中身がないのを、高級アイテムでごまかしてるだけ。残念。
②段取りや責任感が皆無
→ 基本「なんとかなる」というスタンスで、旅行の準備・計画は人任せ。失敗しても人のせい。何かあると「俺じゃなくね?」で逃げる癖がある。



人生も恋愛も“なんとかなるっしょ”のノリで乗り切ろうとする男、絶対地雷。
③感謝や謝罪より、キレてごまかす
→ 自分が悪くても謝れない。「そんな怒ること?」って論点ズラしの常習犯。



感情を盾にして謝らない男は、成長する気ゼロのまま老化してくから要注意。
④女性に“奢らせても当然”と思ってる
→ 借りを作った意識ゼロ。「ありがとう」すら言えない男は、一生心の財布も空っぽのまま。



どんだけ女を都合のいい存在に見てんの?
✅旅行で見抜け!バツ子的チェックポイント
①段取りを丸投げしてくる
→ 依存型クソ男
「何でもいいよ」「任せるわ」はただの無責任。



旅行先での無責任=将来の家事・育児・人生全部丸投げ
②お金の話になると急に不機嫌
→ 経済的モラハラ予備軍
「そんなに使ったの?」とか「払っといて」常習犯は、結婚したら絶対ATM扱いしてくる。



割り勘や支払いの場面でムスッとする男、将来は財布握って支配するタイプ。
③時間管理できないくせにドヤ顔
→ 脳内自分主役タイプ
自分の都合で寝坊して人を待たせても、“来てやった感”出してくる奴。



待たせたくせに「俺来てやった」感出す男、マジでサイテー。
④不都合なことが起きたときに“察して”で押し通す
→ 話し合いできない系
無言・逆ギレ・態度で押し通す男は、対話の扉を閉じてるのと同じ。



“黙ってれば女が折れる”と思ってる時点でナメてる証拠。
ブランドは“脱げる”。でも、性格のクソさは旅先で丸出しになる。
「旅行=クソ男あぶり出し機」、これ常識。
まとめ|ブランドは脱げても、クソは脱げない
旅行から帰ってその場で羽田別れ。


そしてバツ子、この一部始終を、紹介してくれた銀行マンの友人に報告しました。
「……本当にごめんなさい。そんなにクソなやつとは思わなかった。」
って、めちゃくちゃ平謝りされました(笑)



中身が空っぽな奴に、人生のリソースなんて割く必要なし。
“羽田別れ”で済んでよかったと思ってる。
銀行マンというステータスだけに目が眩み、ファッションならなんとか変えられると思ってしまった。だけどバリ男は一生かかっても変えられないのです。
次は、「ブランド」じゃなくて「信頼」で武装してる人、選ぼうね。

